肝硬変




肝硬変のStage分類


Child分類

 ABC
Bil(mg/dl)<2.02.0-3.0>3.0
Alb(g/dl)>3.53.0-3.5<3.0
腹水(-)control可control不可
脳症(-)TUVW
栄養状態良好良好不良


肝硬変患者の手術リスクを判定する一つの指標としてChild分類が用いられる。
簡便で有意義だが、臨床症状の判定に曖昧さを含むのが難点である。

Child-Pugh 分類

Score123
脳症なしGrade1-2Grade 3-4
腹水なし軽度中等度
Bil (mg/dl)<22-33<
Alb (g/dl)3.5<2.8-3.5<2.8
PT (s)
(%)
1-4
80%<
4-6
50-80%
6<
<50%
PBC Bil 1-44-1010<
Grade A: 5-6点
Grade B: 7-9点
Grade C: 10-15点

Child-Pughと肝硬変の予後との関係:スコアが8-9点の場合には1年以内に死亡する例が多く、10点以上になるとその予後はおよそ6ヶ月
(肝移植適応研究会による他施設での肝硬変死亡例からの検討による)

肝性昏睡

(第12回犬山シンポジウム 1981)
昏睡度 精神症状  
T 睡眠〜覚醒リズムの逆転 多幸気分、時に抑欝状態、だらしなく、気にとめない程度。 retrospectiveにしか判定できない場合が多い。
U 指南力(時・場所)障害、物を取り違える、異常行動(お金をまく、化粧品をゴミ箱に捨てるなど)。時に傾眠状態。無礼な言動があったりするが医師の指示に従う態度を見せる。 興奮状態がない
尿便失禁がない
羽ばたき振戦あり
V しばしば興奮状態または譫妄を伴い、反抗的態度を見せる。 嗜眠状態(殆ど眠っている)。外的刺激で開眼しうるが、医師の指示に従わない、従えない(簡単な命令には応じる)。 羽ばたき振戦あり(患者の協力が得られる場合)
指南力は高度に低下
W 昏睡(完全な意識の消失)
痛み刺激に反応する。
刺激に対し払いのける動作、顔をしかめるなどが見られる。
X 深昏睡
痛み刺激にも全く反応しない。
 



形態的な分類

Havana 分類:
 postnecrotic liver cirrhosis
 portal liver cirrhosis
 biliary liver cirrhosis

長与-三宅分類:
 甲、甲'、乙、乙'、F

WHO分類
 micronodular
 macronodular
 mixed nodular




(2000/12/18)