糖尿病性腎症




早期糖尿病性腎症の診断基準


(厚生省糖尿病調査研究平成2年度報告書,1991)

  1. 糖尿病の罹病期間が原則として5年以上。
  2. 微量アルブミン尿
      AER(albumin excretion rate)
      24時間尿:15μg/min以上
      夜間尿:10μg/min以上
    ただし、複数回の採尿を行い、過半数が上記に該当する場合。
  3. 糖尿病性網膜症、神経障害の合併
  4. 微量アルブミン尿を呈する他疾患の除外(尿路感染症、腎疾患など)


早期に糖尿病性腎症と診断されたら、食事療法(蛋白制限)、血糖コントロール、高血圧(ACE阻害剤)のコントロールなど厳密に行い、持続性蛋白尿の時期に なったら専門医を受診する



微量アルブミン尿の診断基準


(American Diabetes Association 1997)

 正常微量アルブミン尿顕性蛋白尿
24時間尿<30mg/24hr30-300mg/24hr>300mg/24hr
時間尿<20μg/min20-200μg/min>200μg/min
随時尿<30μg/mg Cr30-300μg/mg Cr>300μg/mg Cr