ループス腎炎組織分類





ループス腎炎

(WHO,)
class 組織所見 臨床症状 予後
  I normal 尿蛋白陰性  
  II mesangial alterations
メサンギウム気質・細胞の増加
尿蛋白陰性〜軽度陽性
尿潜血陰性〜軽度陽性
ときにIV型への移行あり 
腎不全への進行はまれ
  III focal GN
segmentalな細胞増加、メサンギウムおよび内皮下への免疫複合体の沈着
持続性蛋白尿、軽度血尿
ネフローゼ症候群はまれ 低補体血症、抗DNA抗体上昇
IV型への移行あり
腎不全への進行は多くない
  IV diffuse proliferative GN
 a)Segmentalな病変(-)
 b)活動性壊死病変(+)
 c)活動性、硬化性病変(+)
 d)硬化性病変
50%以上の糸球体におけるglobalおよびsegmentalな細胞増加・壊死・細胞性半月体、メサンギウム・内皮下(さらに上皮下)への免疫複合体の沈着
中程度からネフローゼ・レベルの蛋白尿、沈査にて赤血球円柱・細胞円柱、低補体血症、抗DNA抗体高値 腎不全への進行が多い
治療によりII型、V型へ移行することがある
  V diffse membranous GN
係蹄壁の肥厚、メサンギウムおよび上皮下の免疫複合体沈着
主にネフローゼ・レベルの蛋白尿、血尿も認めることが多い、低補体血症、抗DNA抗体高値 腎不全への進行は少ない
  VI advanced sclerosing GN
糸球体硝子化、尿細管萎縮、間質の繊維化、免疫複合体の沈着はない
中程度蛋白尿、腎機能低下 腎不全へ至る