結節性多発動脈炎(PN)の診断基準

(厚生省研究基準)
主要症状
  1. 発熱(週4日以上,38℃以上)。
  2. 1)腎生検で特徴的な組織像,2)蛋白尿と血尿,円柱尿,     3)高尿素窒素血症(20mg/dl 以上)。
  3. 末梢神経炎。
  4. 筋症状(筋痛,筋力低下,運動制限)。
  5. 白血球増多症(1万/mm3以上)。
  6. 好酸球像多症(300mm3以上)
  7. 皮膚症状(結節,丘疹,紫斑,潰瘍,壊疽など)。
  8. 肺症状(肺炎,線維症,喘息など)。
  9. 消化器症状(吐血,下血,腹痛など)。
  10. 体重減少(6ヶ月以内に6kg以上の減少)。
  11. 高血圧。
  12. 心症状(狭心症や心電図異常所見など)。
  13. 関節痛。
  14. 中枢神経症状。
  15. 血小板増多症(40万/mm3以上)。

組織所見
 定型的な動脈炎の存在(弾力線維の断裂を伴う血管全層炎であること)。

除外項目
  1. SLE。
  2. 慢性関節リウマチ。
  3. ビュルガー病。
  4. 大動脈炎症候群。
  5. 血栓性血小板減少性紫斑病。

  判定
 主要症状が少なくも2項目と組織所見のあるものを「確定的」,主要症状が少なくとも1項目と組織所見のあるもの,または主要症状が少なくとも7項目あるとき「疑い」とする。
 ただし,除外項目は1項目あってもいけない。