Milt Jackson


あれは僕がジャズに狂っていた高校生時代。

 若さによく伴いがちな純粋さというか、原理主義的というか、聴く音楽は殆ど100%ジャズで、そのほかの洋楽・邦楽はほとんど聞かなかったし、聴いても僕の心にいくらも感銘を与えなかった。

 今から思うと狭量でひねくれた若者の典型例だ。

(しかし、今では思う。人生の中ではそういう風に心を閉ざす時期が必要でしょ。)


 そんな高校時代のある日、ぼんやりと新聞のテレビ欄を見ていた。

 ミュージックステーションのところで、目が止まった。

「大物ミュージシャン、M.ジャクソン来日記念?」

 えっうそ、なんでミルトがミュージックステーション出るの?でもあれ、タモさんの番組よね、タモさんむかし早稲田のダンモ(モダンジャズ研)にいたはずだし、ミルトジャクソンと一緒に演奏したことあるって他の番組で言ってた、そういうつながりなんかなー、ところで、この前も日本に来てたけど、ほんとよくくるな〜、またか。



よく考えたら、マイケルジャクソンだよねぇ。ふつう。