Web日記の間隔

—Web日記3

—書くということ—2



 Web日記といわず、日記というものにつきものの問題が一つある。

 そう、三日坊主問題である。

 「日記」というものを字義通り解釈すれば、毎日書かなければならない。毎日書いてこそ「日」記だ。しかし毎日書くというのは大変なことだ。有名な日記サイトでも連日更新される所はむしろ少数派で、平均すれば「二日に一度」辺りが大半だろうと思う。

 私の場合、当初は「日記」ということで毎日更新を目指していたのだが、いともたやすく(かなり早い段階で)あきらめざるを得なくなった。

 というわけで、現在は「週2,3回記」程度に落ち着いている。

 

 自分の自然な更新リズムを越えて毎日更新すると、絶対に無理が来る。なにしろ僕はかなり重度のものぐさ病なのだ。そんなときに「毎日日記を更新しなきゃ」と思っていると、そこで断絶してしまう。実は2000年3月からこのサイトは始まったのだが、そういった事情で一度日記は途絶している。
日記があっという間に「週記」になり「月記」になり、「半年記」になったので、リニューアルしたわけだ。


 

 今はわりと自由な気持ちで書いている。


   「書かなければならない」という強迫観念から開放されて初めて気づいたのだが、自分の頭の中には一定の周期があるらしい。

 丁度呼吸のように考えてみるといい。「呼気時」にはいろいろなことを考えたり、それを人に伝えたりできる。自分の頭の中のものを吐き出すわけである。だがその時期が過ぎると人に何か伝えたりするのが途端に億劫になってしまう。文を書こうと思っても全然頭の中に浮かんでこない。そんなときはおとなしく本を読んだり、テレビ、映画を見たりして頭の中にいろいろなものを溜め込んだほうがよい。頭の吸気時、つまり頭の中に色んなものを取り入れるのである。

 この呼気、吸気のリズムは、躁、鬱のリズムともまた少し異なった意味をもっているようだ。だから、呼気吸気、躁鬱両方で、2×2のテーブルが書ける。

 それぞれの状態を解説すると…

 欝状態+呼気 = ややネガティブな内容の文章を書く。
 欝状態+吸気 = 結構引きこもり状態。太宰治とか読んでへこんじゃう。
 躁状態+呼気 = Webの更新には最も適した状態。精力的に更新を行う。
 躁状態+吸気 = 映画を見まくったり、友達と遊んだりなど。

 日記を書く上で最も躓きとなるのはやはり欝状態+吸気の時だろう。「日記を書かなきゃ」と思いながら書けず、焦燥感だけが過ぎてゆく。かなり重度の欝スパイラルにおちいってしまうのだ。(躁+吸気の時は「日記なんて書かなくていいや」とか思っているから気にならないのである)。

 そんな時は風向きが変わるまで、待つしかない。
少なくとも私の場合は。

 書けない時に書くうまい方法があれば、誰か教えてほしいくらいだが、こうした自分の中の傾向がわかったので無理をして書くことがなくなった。


 「吹きたいものが浮かぶまで、何も吹くな」

 と、かのマイルス・デイビスも言ったではないか。