ものぐさな日本の私

 僕はとてもものぐさだ。

 公共料金を毎月きちんと払ったり、

 ご飯を毎日作ったり、
 その後必ずお皿を洗ったり、
 年賀状の返事を書いたり、
 つきあっている女の子に毎晩きちんと電話したりだとかができない。

 特別難しくないんだけども毎日すこしずつ続けるようなことがちゃんと出来ないんだ。そして、毎日あせってばかりいる。

小さい頃読んだ『お皿を洗わなかったおじさん』という絵本があるのですが、まさにその心境。
おさらを あらわなかった おじさん
フィリス・クラジラフスキー/文 バーバラ・クーニー/絵
岩波の子どもの本
(内容)
まちのはずれの小さな家にひとりっきりで住んでいる男の人がいました。おくさんもいなければ子どももいませんでした。それで、いつも自分で晩ご飯をつくり、自分で掃除をし、自分で寝床のしたくをして暮らしていました。(中略)
ある晩、うんとたくさん晩ご飯を作りました。とてもおいしい晩ご飯でしたが食べ終わったときにはとてもくたびれてしまいました。そしてお皿はそのまま流しにほうっておいて、あすの晩いっしょに洗うことにしました。(中略・繰り返し。この辺りものすごく共感できる)
お皿は洗わずじまいでしたがそのうちよごれたお皿がいっぱいになって流しに入りきらなくなりました。そこで…(つづきは本編で)


 血液型でいうともろB型タイプか。実際B型なんだけど。

ここで、いい言葉を考えついた。
「人生のオフェンスは出来るけどディフェンスは出来ない」
と、いうのはどうでしょう。

なんとも説明しづらい概念だが、
たとえば、
「女の子をひっかける」のはオフェンスだ。
「女の子と別れないようにちゃんとつきあう」のはディフェンスだ。

オフェンスは新しいことをする力、ディフェンスは今あるものを守る力。

あちこちで友達関係を作るのにそれほど不自由はないが、遠方に行ってしまった友達関係を維持したり、そういうのがすごく苦手。近くにいるときはあんなに仲がよかった友達でもいつしか(というか遠くに離れた瞬間から)疎遠に、というか気にならなくなってしまう。

 ひどい奴のように思えるけどそれは私にディフェンス力がないからなんです、きっと。
 
ああ、
今日も
手紙を出さなきゃと思いながら
部屋を片づけなきゃと思いながら、
新しい本をどんどん買ってきてしまった。

(2001/6/20)