マクロレンズ

 

これは2003年7月の話。

 二週間前に頼んでいた通販が届いたのである。  そのモノとは僕が持っているCasio Exilim (ExM1)のマクロ接写用レンズ。

 詳しいことはよくわからないが、目の前にある被写体を撮影する場合は「マクロモード」というモードで撮影する必要がある。しかしExilimというカメラはレンズがマクロモードには対応していないために、焦点距離を少なくとも1mはとらないとうつらない(ピンぼけしてしまう)という弱点があったのである。要するにカメラでいうと「写るんです」と同じで、スナップ写真しかとれない。

 そこで、このマクロレンズを装着すると、あら不思議。  近くのものもピンぼけせずに接写できる優れものなのでござる。

 「ござる」といっているのは接写と拙者をかけた親父ギャグなのでござる。ニンニン。

 手近なモノを撮ってみるとこんな感じだ。画像が小さいのでピンぼけしているかどうかわかりにくいと思うが、くっきりと写っています。しかしいろいろと難点があって、そのかわり端っこの方の直線は歪んでいるようだ。このレンズは「遠視のメガネ」と同じようなものなので仕方がないだろう。

かけているメガネも外して写してみる。いろいろなモノを写すのは楽しい。とりあえず、新しく買ったものを使ってみるというのは、わくわくする作業だ。
 しかしデジカメそのものを買ったわけではなく、接写レンズを買ったので、新しくとるモノは、近目のものに限られる。だから、机の上にあるちまちましたものを撮っている。実にささやかな娯楽だが、どうせ今の僕の生活はほとんど机上で営まれているのだ。外になんかいかないのだからこれで良いのだ。

 しかし、残念なことに、このレンズがどんなレンズであるか皆に説明しようと思うのだが、こればっかりは写せない。



 これは、医者の不養生と同じだ。