田舎の話。



 研修医時代、私は島根の某病院に赴任し約二年間島根で暮らした。中学から大学卒業までという多くの時期を神戸という都市部で過ごした私にとって、生活とは都市部での学生同士の人間関係に限られていた。ごく限定された場所で営まれる限定された関係を一般的なものに考えていたわけである。従って、島根という田舎かつ因襲的な土地に住むことは実に大きな変化であった。

 不可解、混乱、当惑。

そして嫌悪、理解、好感。愛憎併存。


 このテキストはその混乱の中で少しでも自分の考えにまとまりをつけようと書いたものである。感情的になっている部分もあるが、ご容赦頂きたい。



なぜ田舎をつまらなく感じるのか
〜田舎論1
田舎という光景
〜田舎論2
田舎度
〜田舎論3
田舎の人間について
〜田舎論4
田舎からみる世の中
〜田舎論5
島根の山
〜田舎論6
田舎のお見送り
〜田舎論7


田舎での話

 
研修戦線異状なし 
ある雪の日〜一人芝居 
日記が書けなくなった話 
痴漢のお話 
背中の記憶

 
夢〜老人とベッド