大腸癌



(大腸癌取り扱い規約 1998)

病理組織学的分類


Adenocarcinoma
 well differentiated adenocarcinoma (wel)
 moderately differentiated adenocarcinoma (mod)
 pooly differentiated adenocarcinoma (por)

mucinous adenocarcinoma (muc)
signet-ring cell carcinoma (sig)
squamous cell carcinoma (sec)
adenosquamous carcinoma (asc)
(miscellaneous carcinomas)







早期大腸癌の肉眼分類


Protruded type
 Ip (pedunculated)
 Isp (subpedunculated)
 Is (sessile)
Superficial elevated type
 IIa (flat-elevated)
 IIa+IIc (flat-elevated with depression)
Flat type
 IIb (flat)
Depressed type
 IIc
 IIc+IIa (slightly depressed)


Colorectal cancer

(UICC, 2000)


T-原発腫瘍

TX 原発腫瘍の評価が不可能
T0 原発腫瘍を認めない
Tis 上皮内癌:上皮内腫瘍または粘膜固有層に浸潤*1
T1 粘膜下層に浸潤する腫瘍
T2 固有筋層に浸潤する腫瘍
T3 固有筋層をこえ,漿膜下層または腹膜被覆のない傍結腸あるいは傍直腸組織に浸潤する腫瘍
T4 直接他臓器,または他組織*2に浸潤する腫瘍,および/または臓側腹膜を貫通する腫瘍
注: *1. Tisには腺基底膜内(上皮内)癌,または粘膜固有層(粘膜内)に限局し,粘膜筋板を貫通して粘膜下層には至っていない癌を含む。
*2. T4の直接浸潤には漿膜を介し,他部の結腸直腸に浸潤する場合も含まれる。たとえば盲腸癌がS状結腸に浸潤する場合など。

N-所属リンパ節

NX 所属リンパ節転移の評価が不可能
N0 所属リンパ節転移なし
N1 1〜3個の所属リンパ節転移
N2 4個以上の所属リンパ節転移
注: 直腸周囲,または結腸周囲の脂肪組織に存在する直径3mm以上の腫瘍結節で,残存リンパ節転移の組織学的確証が得られない腫瘍は,結腸周囲,または直腸周囲の所属リンパ節転移に分類する。しかし,直径3mm以下の腫瘍結節は原発腫瘍の不連続な拡がりとしてT分類に分類する(すなわち,T3)。

M-遠隔転移

MX 遠隔転移の評価が不可能
M0 遠隔転移なし
M1 遠隔転移あり

病期分類

Tis T1 T2 T3 T4
N0 O I II
N1 III
N2
M1 IV


大腸癌 進行度の分類 (Dukes分類)

A:癌腫が腸壁内に限局するもの
B:癌腫が腸壁をつらぬいて浸潤するがリンパ節転移のないもの
C:リンパ節転移のあるもの

Astler & Coller分類 (Dukes変法)


A:癌腫が粘膜にとどまるもの
B1:癌腫が固有筋層に及ぶがリンパ節転移のないもの
B2:癌腫が固有筋層を穿通するがリンパ節転移のないもの
C1:癌腫が腸壁内に限定し、リンパ節転移のあるもの
C2:癌腫が腸壁を穿通して外部に達し、リンパ節転移のあるもの

注:腸壁内とは固有筋層までとする。





(2001/5)